スキンケアのやりすぎは逆効果になる?

年齢を重ねれば重ねるほどスキンケアの重要性が増していきます。とくに30代後半〜40代前半になるとたるみやシワ、シミといったトラブルが目立つようになっていきますし、コラーゲンやセラミドといった成分の含有量も減っていくため外からうまく補っていく必要も出てきます。その結果化粧水、美容液、乳液、クリームなどさまざまなアイテムを使って一生懸命エイジングケアに励まなければと思い込んでしまう方も多いのです。しかしじつはこれが逆効果、かえって肌環境を悪化させて老化を加速させる原因を作ってしまっている可能性があります。

スキンケアは肌に合う範囲内で行うことが大前提

過剰なスキンケアの影響

いくらトラブルを抱えていても、水分や有効成分が不足していてもスキンケアはあくまで肌に合う範囲内で行うことが大前提、やりすぎると必ずなんらかの形で肌に負担がかかってしまいます。

 

典型的なのは肌のバリア機能が低下してしまっている状態にいろいろな化粧品を使ってしまうパターンです。化粧水からクリームまでひとつひとつのアイテムを塗付するために肌を指で擦ることで刺激を与えてしまい、炎症や肌荒れ、さらに刺激をきっかけに活性酸素やメラニン色素を増やしてしまう結果を引き起こしてしまいかねません。

 

また、あまりたくさんの種類の有効成分を補うと肌に負担をかけてしまう面もあります。現在市販されているスキンケアアイテムには幅広い効果を目指してじつにたくさんの有効成分が配合されていますが、いろいろな種類が配合されていればいるほど肌への刺激が大きくなってしまうのです。

化粧品に含まれる添加物の刺激も注意

過剰なスキンケアの影響

ですから年齢肌のケアではできるだけ補う成分を厳選したシンプルなケアが求められるのですが、どうしても「あの成分が不足している」「この成分も補っておきたい」と欲張ってしまった結果ケアのやりすぎ、補いすぎで負担をかけてしまうのです。また、各アイテムに含まれている添加物の刺激にも注意したいところです。

 

そのほか洗顔を一生懸命やりすぎた結果バリア機能をますます低下させてしまう、保湿成分を補いすぎることでかえって肌の保湿力を低下させてしまうといった問題もあります。クリームと乳液に含まれている油分が毛穴を詰まらせる、日焼け止めが肌に刺激を与えるといった点にも注意が必要でしょう。

 

こうしてみてもスキンケアのやりすぎは要注意、バリア機能が低下し刺激に敏感になっているからこそ、あえて若い頃よりもケアを抑えるという工夫もある程度の年齢に達すると求められるようになるのです。加齢の影響で必要になる成分を補いつつ、過剰なケアは避ける、この匙加減こそエイジングケアの重要なテーマといってもよいでしょう。